みずなし本陣ふかえ

まずは港からバスに乗って「道の駅 みずなし本陣ふかえ」を目指す。

深江町。聞き覚えがありますか?
1990年から1996年まで続いた、雲仙普賢岳による火山活動で,甚大な被害を受けた場所です。
連日ニュースに出ていた、あの深江町です。

今、その跡は「土石流被災家屋保存公園」として、土石流に埋まった数棟の家が保存されている。
それを見に行くことにしたのだ。
バスに乗ったのは私達だけ。
平日だもんね。
いくつか、バスを使う予定があるので「長崎スマートカード」を購入。
西肥バス、佐世保市営バス、島鉄バス、長崎県営バス、長崎バス、さいかい交通と、長崎県内を走るバスで共通して使えるカード。
小銭も準備しなくていいし、2人分一緒に支払いもできるし、便利便利♪


「島原港」から「道の駅ふかえ」のバス停までは4つほど。
あっという間に到着。
土石流被災家屋は、屋外にもあるけど、画像の建物の中にも数棟保存されてる。

早速入ってみた。



・・・・・・・・。



言葉が出ない。
家は、2階部分まで土石流に覆われていた。

道の駅そのものが、土石流の上に建っている事がよく分かる。


「旅の最初の浮き浮きした時に、どうしてここへ来てしまったんだろう。。。」
という思いと、
「保存しておくということは、記憶を風化させないためだし、見とかなくっちゃ。。。」
という思いとが交差する。

原爆資料館を見た時に近いような、そんな感じ。


展望台に上がって普賢岳を望む。

山からここへ、土石流、火砕流が向かってきてる。



いたたまれずに、道の駅を後にする。
ポッカリと時間が空いてしまったので、近くのバス停まで歩いてみることにした。


国道を外れて歩いていると、ひまわり畑発見。
この花は、強い太陽がよく似合う。
んー、元気が戻ってきたぞ!
それにしても暑い。
たどり着いた先は、雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)。
入ると冷房が効いていて気持ちい〜ぃ♪
ほとんど人がいなかったので、バスが来るまで休憩場所でひとやすみ。

「がまだすドーム」バス停から再びバスに乗り、島原外港を目指す。
去年は、この辺りを旅行したな〜〜〜と思いつつ外を眺めてると,
バスが国道からはずれて島原城の方へ。
どうやら大回りのコースみたい。
思いがけず、お城のお堀端を走ることができた。
これは嬉しいな〜。



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