2005.11.19 竹楽

大分県竹田市の「竹楽」へ行くべく、お昼過ぎに福岡を出発。
竹田まで福岡からは車で4時間程。

日暮れ時の、丁度良い時間に到着。
駐車場を探す途中、岡城址でちょっと休憩。
紅葉も終わりに近いかな。


小学校を駐車場に開放していたので、車を停め、シャトルバスで竹田駅まで送ってもらう。

駐車場は、道々に看板が出てるので、迷うことなく到着。
竹楽は、道脇に2万本の竹灯篭が並べられているもの。
竹田の古い町並みが灯籠から漏れる蝋燭の明かりに照らされ、幻想的な光景を醸し出してる。

古民家の2階を休憩場所として開放していたので、登って、広い畳間でしばしくつろぐ。
町を挙げてのイベントなので、催し物も色々とあってる。

画像は、影絵。音響は、近くの小学生のコーラスで、ほのぼのとした空気に包まれてる。

小さな音楽会もそこかしこで行われてて、フルートやオカリナの調べが夜空に溶け込む。
暗く、冷え込んだ空気に溶け込む音色を聞いてると、別世界にいるような気分になる。

食事も、手作りのおでんやおうどんがこぢんまりと販売されていて、雰囲気作りに一役かってる。
駅前の賑わいを抜けると、人もばらけ、闇が濃くなり、竹灯籠の灯りが一際強く感じられる。
蝋燭が消えたら、近所の人やボランティアの人が火を入れるんだって。
夜の間だけ、歩行者専用道路にして、灯籠が道一面に並べられてる。

係りのお兄さんに尋ねてみると、開催中の数日間、夕方に2万本の竹灯篭を道に並べて火を灯し、夜中になったら片付け・・・を繰り返すそう。
中腰の大変な作業量。
お陰で、私達は楽しませていただきました。

竹田の夜は、芯から冷え込みます。
上は、ババシャツ、セーター、ダウンジャケット、下はストッキングの上にジーンズ・・・と重装備で行っても、寒くて凍えそうでした。
行かれる方は、厚着の方が良いと思います。


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