2006.07.19 Game Drive in Samburu N.R.

お昼ごはんを食べた後、ゲームドライブの待ち合わせまで1時間位あったのでうとうとしていたら、寝過ごしてしまった。
慌てて飛び起き、待ち合わせ場所の喫茶コーナーへ。

先に待っていたオクボさんが、開口一番
「あらーっ、眠いですか?」
ば、ばれたか。。。

ガイドさんだからなのか、オクボさんはまるで動物観察をするように人間観察をするので、瞬時に細かいところまでよく見ている。

どこの国の人かさーーーっぱり分からない私に、

「あれはアメリカ人。アメリカ人は、イギリス人より骨格が大きいです。」
「あれはイギリス人。イギリス人は女性がよく半ズボンを履いています。アメリカ人は長ズボンが多いです。」

「あの人はイギリス人?(だって半ズボンだもんね〜。)」と、私。
「いいえ、アメリカ人です。」
「・・・半ズボン履いてるよ。」
「半ズボン履いてるけど、骨格がアメリカ人です。」
んー、私にゃーさっぱり見分けがつかないよ。

「あれは中国人。中国人は、小さくて顔が丸いです。日本人は、肌が少し白い。韓国人は顔が四角いです。」

西洋人のみならず、東洋人も完璧に見分けちゃってるし。

「えーっと、あれは日本人だよね?」
と、自信なさげな私。

「もちろんです。すーぐ分かります。腰のところに虫除けぶら下げてるでしょ?あれは日本人に多いです。あと、日本人はスーツケース持ってますね。アメリカ人はスーツケースをナイロビに預けて、リュックだけ。だけど日本人はどこでもスーツケース持っていまーす。」

・・・・・・何だか、がっくりな見分けられ方である。

「あの人は?」
「デンマーク人です。言葉で分かりました。」

デンマーク語(ってあるのか?)も分かるの!?
カタコトまで入れたら一体何ヶ国語が頭の中に入ってるんだろう!?
寝ぼけまなこを見破られたせいで、何だか観察されてる動物になったような気分のままゲームドライブに出発。

このアカシアの枝がバキバキと折れてるのは、ゾウが木の皮を食べる時に折った跡なんだってー。
やっぱりすんごい力だよ。
サンブルN.R.のアリ塚は立派なものが多いんだけど、これは何故か、他のかっちょよく高ーく伸びてるアリ塚と違って、ま〜るくってツルンとしてる。

これまたゾウの仕業で、アリ塚にお尻をこすりつけるかららしい。
そういえば、西ツァボでもお尻がかゆいのか木でスリスリしてる姿を見たけど、ゾウがする「かい〜の〜〜〜(by寛平ちゃん)」のポーズはかなり笑える。
こちらはゲレヌク。
サンブルではよく見ることができる。
首が長くて、高いところにある木の葉を食べるときには、ヒョイッ!と2本足で立ち上がる。
ヒョイッ!
こちらはディクディク。
何度見てもかわゆい。
夫婦仲が良くって、見てると自然と顔がほころんでしまう。
木の枝にとまってるのはアフリカハゲコウ。
でかい。
こちらはインパラのハーレム。
インパラは、オス1頭にメスがたーーーーーーっくさん。

オスは意外に忙しくて、隙あらば乗っ取ってやろうと、ハーレム奪取を狙っている他のオスを追い出さないといけない。
はい、これがゲームドライブに来た男性陣から羨ましがられるハーレムの主。

インパラは、オスにだけ角がある。
竪琴形で、美しい。
こちらは、ピーンと伸びたツノと、歌舞伎役者のような顔の模様が特徴的なオリックス。
ここの椰子は枝分かれしている。ドゥンパーム(Dumpalme)って名前らしい。
さて、今日からようやく2連泊。
ロッジに帰ってご飯にしましょ。


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