2004.12.29 山陰へ

年の瀬も押し迫った12月29日。
走り回ってるお師匠さんを尻目に、旅行へ出かけることにした。

青春18切符を使った山口への旅。
18切符といえば、鈍行、快速に乗り放題の切符だけど、それとは別に特急も使っちゃいます。

博多から小倉までは、4枚切符で。
これはJR九州の割引切符で、鈍行に乗るよりも安く、特急で博多から小倉まで行けちゃう。
小倉からは、9:04発の特急いそかぜに乗って、萩を目指す。
いそかぜは、福岡県北九州市小倉と島根県益田市を結ぶ特急だけど、2005年2月末で20年の歴史に幕を下ろすことになった。
年末だけど、列車の中は閑散としてる。
車内の温度計も味があって可愛らしい。
山陰を走るので、遠くに近くに海が見えて、海好きにはとても嬉しい路線。
特急とはいえ、単線なのでゆっくりとしたスピードで列車は進んでく。
乗るときに車掌さんから買ったチケット。
11:05いそかぜは、東萩駅に到着。
「もっと乗っておきたいな〜」と思う程、居心地も景色も良い列車に後ろ髪を引かれつつお別れし、ホームへ降りる。
萩観光は、萩駅でなくって東萩駅が便利。
駅前では、萩城がお出迎え。
萩城址には天守閣は再建されてないので、ここでしか見れませぬ。

とりあえず、駅前の観光案内所に行って、萩の地図をもらう。

これから、野生の椿が咲いてる笠山へ行きたいんだけど、バスの時間を調べるとどうもイマイチ。
とにかく本数が少なくて、行ったはいいけど戻って来られないって状態になりかねない。
今日は、山口にホテルをとってるので、帰って来れないと困っちゃうのだ。

レンタル自転車?いや、タクシー?
・・・と思案してると、殿が
「12時間2,800円って書いてあるよ。」
見ると、レンタカー。

早速中に入って聞いてみると、軽自動車を12時間2,800円+保険料1,000円で貸してくれるらしい。
即決で
「借ります!」
と言うと、違う営業所から車を持ってくるので待っててねと言われ、しばらく事務所で体を温める。



 >>NEXT   ■■萩・広島旅行記TOP■■   ■■HOME■■