第17回桜陶祭その2


H17.4.3(日)


川棚バスセンターから西肥バスに乗り込み、桜陶祭の会場を目指す。

移り行く景色を眺めながらバスに揺られること20分強。
「やきもの公園」で下車。

・・・・と、ここで雨が降り出した。
しばらく軒下で雨宿りしたものの、止む気配がなく、雨足は強くなるばかり。
傘を買おうにも近くにお店がなく、思い当たるのはバスの車内から見た数km手前にあったコンビニ位。

すると殿が、
「先に会場に行って、濡れんところにおっとき。」
と言い置いて、そのコンビニまで傘を買いに行ってくれた。

私は、やきもの公園から無料シャトルバスに乗り込み、一足先に会場へ。
普通は会場の入口と出口でしか乗降していないらしいけれど、雨が激しいので運転手さんが
「降りたい所で声をかけてください。」
と言ってくれ、客を目当ての場所で降ろしてくれた。

私は、右も左も分からないので、とりあえずテントを出してた窯元の前で降ろしてもらい、殿との待ち合わせ場所にしている交流館の場所を尋ねる。
「濡れたから寒いでしょ〜。お茶を飲んでいきませんか。」
と暖かい言葉をかけていただき、地図をもらって、小ぶりになった雨の中を交流館へ向かう。
丁度、殿も到着。
手にはしっかりと傘がにぎられていて、体を拭いたタオルがしぼれる程ずぶぬれ。
殿は、いざという時にいつもこうして黙って守ってくれるのだ(←おのろけ)。


桜は2分咲というところ。
しっとりと濡れた空気にほんのりとピンク色が映える。

昭和な佇まいの商店では兄弟らしき男の子が3人でお店番。
いなりやお茶を売ってた。

窯元だけでなく、町民もこうして参加してお祭り気分を盛り上げてるのが、見てて心地良い。
わんちゃんもお祭りに参加。
会場では、各窯元を巡るウォークラリーが開催されていて、スタンプを集めると空クジなし(個数に限定はあり)の抽選で器がもらえる。

窯元を巡りつつスタンプを押し、時にはこんな細い道も歩いたりして、のんびりと楽しむ。

途中、山菜うどんやおでん、やきとりを売ってるお店があった。
もんのすごく山菜うどんに惹かれたけど、この後に陶箱弁当が待っているのでぐっと我慢。
焼鳥とおでんをいただく。
入ってる器は、そのまま持ち帰ることができる。

今回の器は、焼鳥が少し緑がかった8角形、おでんが円形の小皿。


再び窯元をのぞきつつ、陶箱弁当を予約している光春窯と一真窯でお弁当を受け取り、交流館へ。
ここで無料のだご汁が振舞われているので、それをいただきテーブルに着く。
陶箱弁当は陶器付きお弁当、という感じで、今年はどちらのお弁当も仕出し屋のお弁当が器と別についていた。

お弁当はやっぱり屋外で食べるのが一番!
ひとつは散らし寿司、ひとつは鯨弁当だった。

下の画像は、光春窯の陶箱弁当。
そうめん鉢に、大小の蓋付きそばちょこが2つ。
小さなそばちょこは大きな方に蓋ごとすっぽりとはまり、コンパクトに収納できる。



こちらは、一真窯の陶箱弁当。
小花模様が散らされた縁取りの大皿。CDと比べると大きさが分かるかな?
縁は高さがあり、少々つゆがある料理も盛り付けることができる。



以下は買い求めた器たち。
下の3つの画像は、光春窯の浅鉢で、これがとーーーーーーっても使いやすい!
大きさはCDが入るくらいで、深さがあり、縁はゆるやかに広がっている。
この深さと角度が絶妙で、サラダ、カレー、冷やし中華、煮物・・・と汁物から主菜・副菜まで、また取り皿としても、な〜〜〜んでもOK!
我家で最も出番の多い器になりました。
右の画像のように、縁がほどよくゆがんでいるのが、お皿に表情を与えて、シンプルなだけの器に一線を引いている。

陶房青の、桜模様の器。
桜の時期の陶器市なので、桜模様の器についつい目がいってしまいます。
そして、スタンプラリーでもらったのは、こちらでした。
そばちょこ。
さて、帰りはちょいと足を伸ばして、松浦鉄道に乗ってから福岡に戻りま〜す。



 ・・・ 戻る ・・・  ・・・ 次へ ・・・  ・・・ 桜陶祭トップ ・・・  ・・・ ホーム ・・・