阿蘇山は、カルデラの中にさらに山ができている。 帽子の凹んだ真ん中辺りに、主に5つの山がそびえ、阿蘇五岳と呼ばれてるのがそれ。 ・・・阿蘇五岳:根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳・・・ この五岳は、しばしば涅槃象に例えられる。 下の画像が阿蘇五岳なんだけど、涅槃象に見えますか?(左手が顔) これは外輪山から撮った画像なので、見えてるところはすべてカルデラで、五岳の向こうにもまだカルデラは続いてる。 |
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その阿蘇五岳を上ってく、阿蘇登山道路へと車を走らせる。 阿蘇登山道路はいくつかルートがあるんだけど、今回登ってくのは赤水ルート。 道中には、反省ザルで有名になった次郎君が出演していた「阿蘇猿回し劇場」や、熊本一帯のお土産をはじめ、遊ぶ場所や食事場所など色んなものがある「阿蘇ファームランド」なんかの観光施設が点在するメジャーなルート。 森高千里のお父さんがされてる喫茶店「Orange Hill」も、この道路沿いにあるんだけど、閉まってる感じだった。 |
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いよいよ山頂へ近付いてくると、ぽっこりとした可愛らしい山が見えてくる。 草に覆われて緑に包まれた姿が、さらに可愛らしさを増している、米塚。 高い位置にあるので、標高は954mと高いんだけど、山そのものの高低差は100m位の小さな山。 これでも立派な火口丘で、真ん中の窪みは噴火した跡なんだって。 |
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この山には、言い伝えがある。 昔々、神様が日本をお造りになっていた時代、健磐竜命(たけいわたつのみこと)様が、お米を収穫しては積み上げていってできた山が米塚。 ある日、貧しい人々をみかけた健磐竜命様は、米塚からお米をひとすくい分けてあげた。だから米塚には真ん中にぽっこり窪みがあるんだとさ。 さてさて、車は間もなく草千里ケ浜に到着〜。 ・・・・・・その前に。 中央火口丘(阿蘇五岳)側から、カルデラを眼下に見下ろしてみました。 続いてる山並みが外輪山。ひっくり返した帽子の縁の部分ですね〜。 同じ位の高さの山が、とにかくずーーーーっと続いてる。 家々は、カルデラの中で暮らすツワモノ達のお家。 |
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