そろそろウニが旬を迎えるので、ウニ丼を食べに壱岐へ行く事にした。 壱岐は、玄界灘の沖合いに浮かぶ島で、長崎県に属しているけれど、福岡からは高速船に乗って1時間10分という近さ。 日帰りだって出来ちゃうのだ。 キャンディ、モッツァレラ、隊長に私の、いつもの女4人旅。(ちなみに全員日本人。) |
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「何食べる?」「どこで食べる?」と食べ物の話ばかりピーチクパーチクしてるうちに、郷ノ浦港に到着。 降りるときになって、2階席もあったことに気付く。 「2階なら眺めがよかったかもね・・・。」 なんて話したものの、きっと食べ物の資料ばっかり見て景色なんて見ないに決まってるのだ。 |
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郷ノ浦港には借りていたレンタカーがスタンバイして待っていた。 「帰りはこのまま港に置いてくれてれば結構ですから。」 とレンタカー屋さん。 「へ?鍵は?」 と言うと、 「じゃあ、そのままキー閉じ込めといてください。」 と。 結構どうでも良いようだ。さすが離島。こののんびり具合にワクワク、ドキドキ。 早速車に乗り込み、目指すはいきなりのメインイベント「三益寿司」!!! 港からはすぐに到着っ!! 「ウニッウニッウニッウニッ♪」 とテンション最高潮でお店に行くと、 『本日店休日』 ・・・・・・うそん。 |
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気を取り直して、芦辺港の近くにある「豊月」へ向かう。 元々ここも行きたかった場所だけど、今後の行動を考えて、郷ノ浦港とは間反対に位置する芦辺港方面のお店は諦めていただけなのだ。 しかし、食メインの私たちは、こうなったら妥協せずに行っちゃうよ。 |
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じゃじゃーん! 「豊月」のうにぼっかけ定食(\2,620)。 ウニ丼定食のことですね〜。 ウニたっぷりのウニ丼と、アラカブが丸々1匹入ったお汁、小鉢、香の物、そして大将からプレゼントしていただいたアジのお刺身。 ボリューム満点!! ウニは、トロリととろけている事からも分かるとおり、ミョウバンが使われておらず、とーーーってもおいすぃ〜♪ 壱岐には、ウニの炊き込みご飯(その名のとおり、ウニをご飯と共に炊き込んだ混ぜご飯)もあるので、「ウニめし」が炊き込みご飯を指しているのか、生ウニ丼を指しているのか、自分が食べたいものと違いがないよう注意が必要。 |
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隊長とモッツァレラは、お店の方にお願いをして、うに丼のうに半分をまぐろに替えてもらった「わがまま丼定食」(←勝手に命名)。 実は、壱岐は知る人ぞ知るマグロの一本釣りが行われている場所なのだ。 まぐろは、いつもお店にあるとは限らないけど、今回の旅ではウニとマグロを食べられるお店をチョイス。 |
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わがまま丼を見て、よくばりと思ったあなた。チッチッチッチ(←人差し指を左右に) さらに欲張りなのは、私とキャンディで、ウニぼっかけ定食にプラスして、マグロの握りを注文。 これまた、美味しい!!! さらにあわびのバター焼も注文。 特に、肝を焼いた部分はコクがあって最高!!! んもうほっぺた落ちまくり。おなかパンパン。 |
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到着早々メインイベントを終わらせてしまった私たち。 満腹の胃袋を抱え、危うく畳のお部屋で眠ってしまいそうな自分を奮い立たせ、次に向かうは「腹の辻・・・」いや、「原の辻遺跡」。 九州の地名では「はら」を「はる」と発音することが多いので、ここは「はるのつじ遺跡」。 あの三国志の諸葛孔明が活躍していた時代の遺跡なんだって。 ほぉ。 |
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資料館の外では、赤米、黒米を栽培中。 | |
資料館に入ると、丁度案内ボランティアさんが、団体客の到着を待ってるところとかで、それまでの時間案内をしてくださった。 国指定の特別史跡に指定されている原の辻遺跡を有名にしたのは、中国の貨幣「五銖銭(ごしゅせん)」や「大泉五十(たいせんごじゅう)」が出土したからなのだそう。 しかし、私の目を釘付けにしたのは「人面石」。 か、かわゆい・・・。 そしてもうひとつ。 ここの資料館では殿が撮影した説明ビデオが上映されているのだ。 こっそりと列を抜け出し、最初から最後までしっかりと全部見て、資料館を後にする。 ここは、いずれ博物館にする構想があるのだそう。 |
原の辻遺跡パンフレットより |
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