2007.05.19 宮崎へ

土日の休みを利用して、宮崎へ旅行へ行く事にした。
今回も、前日に旅行を決めるというドタバタな準備である。

JR九州のネット予約は、前日21時に締め切られていたため、当日窓口で切符を購入することにする。
福岡〜宮崎は、2枚組み特急指定席券の「2枚切符」がお得。

窓口に行くと、禁煙指定席は既に満席とのこと。
保険のために喫煙指定席を取りつつ、6:41小倉駅発にちりん3号に乗り込む。

自由席をのぞいてみるとガラガラ。
お得な切符が指定席券になってるため、皆指定に座ってるようだ。

私達はガランとした自由席で、椅子をクルンと回しボックスタイプにして、ゆったりと過ごすことにした。
なんてったって、これから約5時間の列車の旅なのだ。
にちりん3号は、昔ながらの列車で、革張りの座席や振り子式の列車が開発されてることなんてどこ吹く風。
一時代前の硬いシートで私達を迎えてくれる。
腰が悪い私には、今時のツルツル滑って姿勢が悪くなる革張りシートよりも、こっちの方が断然座りやすい。

旅気分も高まって、何とも心地好い。

ただひとつ残念なのは、乗客が少ないからか、売り子さんがいないこと。
出発早々、美味しいものがあるかもだから軽めにと握ってきたおにぎりを頬張ってしまったため、宮崎に到着する頃にはお腹グーグー。

殿が言うには、途中で乗ってきた人が食べてるお菓子を羨ましそうに眺めてたらしい。
無意識とは恐ろしいものよ。。。
長距離列車に売り子さんがいるとは限らないことを知ったので、次回から要注意である。
あっという間に大分県に入る。
日本のアメリカ、宇佐(USA)を通過。

この後、「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の福沢諭吉氏を輩出した中津を通過。
中津駅から、頭に鳩がとまった諭吉像が見えたらしい。
・・・あたしゃ〜肝心な所はいつも見逃してしまうのである。
別府では、別府のシンボル「別府タワーと」、野生猿の生息地「高崎山」を眺めることができる。
やがて単線になり、海沿いから山間へと車窓風景が変化する。
途中、列車の通過待ちをしつつゆっくりと進んでいく。


山間には深い緑を湛える清流あり。
河口が近いのか、目の覚めるようなブルーの川あり。
やがて、視界が開けると、車両の左手に、平行して長〜〜〜〜〜く続くこの高架。
リニアモーターカーの実験を行ってた「宮崎リニア実験線」なんだって。
今は廃止されてるそう。
11:35宮崎駅に到着です♪


ホームは想いの外狭く、小ぢんまりとした印象。
改札も、良い雰囲気。


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