| お、起きれない・・・。 今日は5:30に起きて、能取岬から流氷の海に昇る朝日を見ようと思っていたのだが、撃沈してしまった。 結局、目覚まし後2度寝してしまい、起きたのは7:00。 太陽は既に昇っている。 北海道の朝は早い。 |
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| せめてもと、網走川へ散歩へ出かけると、“けあらし”が。 0℃程の水温より、気温の方が低いため、水蒸気となる現象だ。 それもそのはず。この日の網走の最低気温は−11.1℃ |
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| ピリッと痛い朝の空気が気持ちよい。 | ![]() |
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| 朝食を食べて、網走を後にする。 今日は、網走から釧網本線で釧路へ行き、そこからバスに乗って川湯温泉へ行く予定。 実は川湯温泉は網走−釧路の中間位にあり、釧網本線の川湯温泉駅から阿寒バスに乗って10分ほどで到着する。 それなのに釧路まで行ってバスに乗り換えるのは鶴を見るためなのだ。 冬季期間、釧路駅から川湯温泉までは無料送迎バスが運行されていて、途中、鶴居村の鶴見台で20分ほど停車してくれるそう。 |
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| 駅に到着すると、改札には既に行列が。 北海道は常時改札を開けていないところもあると聞いていたが、どうやらこれがそうらしい。 発車15分前に改札を始めるとアナウンスが流れている。 汽車は実質1両。(走ったのは3両だったが、2両目は団体専用、3両目は閉鎖)。 これは・・・、座れるのか??? |
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| 改札が開くと、皆ダッシュ! 階段で既に撃沈した私は、殿に望みを託し、背中を見送りつつ、それでも一応精一杯走ってみる。 ゼーゼーハーハー言いながらヨレヨレで列車に到着すると、チョコンと殿が座っていた。 いや〜、よかった! よくぞ取ってくれました!! ここから釧路までは3時間以上。立ちっぱなしはさすがにきついぞよ。 車内はぎゅうぎゅう。 |
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| けれども、汽車に揺られるうちに、ふと考えた。 改札を直前まで開かない今の状態だと、座れるのは健康な若者からになってしまう。 お年寄りなどは席を譲ってもらえるだろうけど、若い人の中にも、傍目にはそれと分からなくても病気を抱えていて座らなければならない人もいるものだし・・・。そういう人は、一体どうしているのだろうか? |
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| それはともかく、汽車は定刻に出発した。 2日前に堪能した北浜駅が近付いてくる。 ありゃっ!流氷がない!! ポツンと1つ、海に取り残されたものが浮かんでいるだけ。 流氷は1日で去るとは聞いていたけれど、それを目の当たりにすると何だか不思議な気もする。 ここで随分な人が降りたものの、逆に乗ってくる人もあり、やはり列車は満員。 |
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| 世界遺産のある知床斜里駅に到着。 かなり停車時間があり、その時間を利用して、売り子さんが乗ってきた。 この辺りで作っているおにぎりやお惣菜、デザートなどを販売している。 もちろん呼び止め、人参ジュース(@300)、シュークリーム(@200)、ロールケーキ(@200)をいただく。 ここでも、降車する人で車内は少なくなるだろうという予想は見事に大外れ。 あまり下車する人もおらず、車内は満員のまま。 結局、網走から釧路まで立ち通しの人もいた。 |
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| 汽車は茅沼駅に近付いてきた。 ここで期待していたのは・・・。 |
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| いた!! 丹頂鶴!!! 3羽仲良くボーッと立っておりますっ! 今は無人駅となった茅沼駅だけど、有人だった頃に丹頂の餌付けをしたお陰で(今でも餌は置いてあった)数羽が住み着いているよう。 網走から釧路に向かって、右手に餌付け場所があり、今回も右の車窓から鶴を見ることができた。 |
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| やがて、汽車は湿地帯へ。 そう、釧路湿原だ。 窓にかぶりつき、動物を探す。 ・・・と、木々にワシが止まっていたり、鹿の姿が見えたり。 湿原は雪に覆われて真っ白だが、あちこちに命の息吹が見える。 |
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| 汽車は5分遅れで釧路駅に到着。 予約しているバスの出発まであと5分! 大慌てで駅を出て、左手にあるバス乗り場へ向かう。 無事に間に合い、バスに乗ってみると・・・。うげっ、人がいっぱい。 てか、所々で1人2席ずつ使っている。 結局、座席に置いていた荷物を片付けてくれた人の所に、殿と別れて座る。 親切な人のお陰で、さらにしばらくしてから隣同士で座れたんだけど、離れて座ったままのカップルもいた。 このバスって完全予約制で、乗車人数も分かってることだし、グループごとに席を割り当てるようにできないものなのだろうか? それとも、無料バスにそこまで望む方が無理なのか??? でも、せっかくの旅行。どうせなら同行者と楽しく乗れた方がいくない? ともかくも、樹氷号は出発し、山の中を快適に進んでいく。 道路にはまったく雪が積もっておらず、凍結もしていない。 |
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| やがて、このバスに乗った唯一の目的である鶴見台に到着。 ここで20分の停車。 網走から川湯温泉へ向かうこの日、鶴見台に限らず、摩周湖や屈斜路湖、阿寒湖などに路線バスで行く方法はないかと探したが、バスの本数が少なく、私たちの宿泊スケジュールでは、遠回りでもこのバスに乗る以外、方法がなかったのだ。 この道路状況が分かってたらレンタカーでもよかったけど、後の祭りってやつである。 |
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お〜っいるいる! クークー鳴き声をあげるもの、ひょこひょこ歩くもの、たくさんいます。 |
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| と、空から鶴が舞い降りてきた。 すごい! こんな人が生活を営んでいるところを鶴が飛んでるなんて。 「日本昔話」の世界だよ。 もっと見ていたい・・・と後ろ髪を引かれる思いで、出発時間になったバスに乗り込む。 外国人以外は既にバスに乗り込んでいて、皆そう興味もない様子。 あ゛ーっ、もっと時間がほしかった! しかし、かつてバスガイドをしていた私は、出発時間前でもある程度の人が揃うと、戻ってきていない人を待って車内がピリピリとした空気になってくることが十分に分かっている。 あれを思い出すと、鶴を見てても時間が気になって気になって仕方ない小心者なのだ。 うーむ、私たちはやっぱり個人旅行向きである。 まあ、改めて自分たちに合っている旅のスタイルを、1ヵ所しか停車しないこのバスで確認できたのは良い経験だった。 |
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