ここでは、時折護衛艦の一般公開を行っている。
こんなことでもなければ戦艦など、本物の武器など、見る機会はない。
ましてや護衛艦へ足を踏み入れるなど、ないのだ。
入口で、全員の住所、氏名を記入し、いざ乗艦。
１組に１人、自衛官の方が同伴して説明をしてくれる。
「見張り役」なのかもしれない。
やましいところはないので、ぴったりと張り付いて説明してくださるのは有難い。
この日の公開は、あぶくま型護衛艦「とね」。
プカリと浮いているようだが、水面下には、地下３階にわたって部屋があるらしい。
射程距離は約１６ｋｍ。
砲塔はグルンと回って、あらゆる方向への発射が可能なのだそう。
対潜水艦用で、発射後にミサイルは飛行し、目標物近くでパラシュートを開いて着水。
その後、追尾装置により目標物を攻撃。
使用時には黒い部分がはずされ、ここから発射。
自衛官の方曰く、
「数打ちゃ当たる」
方式のミサイルだそうな。
１分間に３，０００発も発射可能。
「目にも止まらぬ」
速さだそうな。
艦対艦ミサイルハープーン。
目標物を捜索、補足、追尾し攻撃する、信頼性の高いミサイル。
最大射程１５０ｋｍ。
「これでダメなら、もうダメです。」
という高性能、高信頼性が特徴のミサイル。
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