2006.07.16 From Tsavo East N.P. to Tsavo West N.P.

鳥の鳴き声で目を覚まし、夜明けをしみじみと味わう。

朝食にオムレツを焼いてもらい、お腹一杯になったところで、西ツァボへ向けて出発。
ロッジを出ると、ダチョウの親子がお見送り。
地面と同化してすごく見辛いけど、ダチョウの子供の群れです。
お次はウォーターバック。
お尻にま〜るい輪っか、眉のような毛、首を縁取る白、ねじれながら伸びた角。
ん〜っ、芸術的。
ところで、ナイロビからツァボに行くまでの間、道路は線路に沿って通っています。
モンバサ行きの列車が通る線路です。
ナイロビからモンバサまで、列車で13時間。車だと6時間。ゆっくりゆっくり動く鉄道です。

この鉄道を建設する時、ツァボで人喰いライオンが出没し、工事が大幅に遅れました。
これを基にした小説も出版されています。
(「人喰鉄道」戸川幸夫著、「ゴースト&ダークネス」デューイ・グラム著)

この線路を挟んで東が東ツァボ、西が西ツァボ。

ナイロビ−モンバサ間は、隔日の夜行列車なので、今回の旅行では見ることができない。
・・・んがっ、貨物列車は日中に通っているとのこと。

ケニアには全く興味のなさそうな殿だけど、列車の写真を持って帰ったら喜んでくれるかも〜〜〜。
よーし!列車狙いでいくぞーーーーっ。
列車が通らなかったらいけないから、線路も撮っておこう!!

地図を見ると・・・、おおっ!もうすぐ線路を渡るじゃなーい!!!チャーーーーンスッ!!
うぎゃっ。
ずれてしもうた・・・。
一旦停止も信号も何もないので、車は普通と全く変わらず80km/hで線路を渡ってく。
そっか・・・、なるほど。うっかりしてたよ、ここはケニアだった。


気を取り直して、道路と平行して走る線路を見続ける。
でも、これがなかなか来ないんだよね〜。
ふっと気を抜いた途端、
「列車だよ!!」と友人。
オクボさんもスピードダウンしてくれた。
あ゛う゛っ!!
ひえ〜〜〜ん。待って〜〜〜〜〜。
間に合わなかったよ・・・・・。
こりゃ殿には見せられない・・・。

がっくり。

東ツァボのロッジを出て2時間。
西ツァボゲートのすぐ近くにあるガソリンスタンドでトイレ休憩。
売店を覗くと1.5Lのミネラルウォーターを売ってる。
値段を聞くと、80ksh(\128)だって。
やっす〜〜〜い。
ロッジでは、1Lで150ksh(¥240)だったもの。

歯磨きに、目洗いに、飲料に・・・とミネラルウォーターは大活躍してるので、2本買っておくことにした。
ゲートをくぐると、キンムネオナガテリムクがお出迎え。
ハネにツヤがあって、美しい。


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