2006.07.21 From Nyahururu to Nakuru

トムソン滝を出発して20分程で、Subukiaにある大地溝帯(Great Rift Valley)の展望台に到着。

地溝帯は、一言でいっちゃうと大陸の裂け目。
大陸プレートが動いている場所で、大地がすこーーーーしずつ裂けていってる。

ここは今でも活動が続いていて、このままでいくと数十万年〜数百万年後には、裂けた所に水が入り、新しい海が誕生して、アフリカ大陸は2つに分断されるとみられてるらしい。


この大地溝帯は、エチオピアからケニアを縦断し、タンザニアに至るまでの地溝帯で、裂けたところは巨大な谷になっている。
その谷の大きさ、なななななんと!幅35〜100km、総延長7,000kmなんだって!!
てことは、日本列島を3つ並べた位の距離に渡って、大陸が動き、裂け続けてるってことだ。

そして、この地形が人類を誕生させた・・・・・・と聞いてもピンとこない(笑)
何てったって、広大すぎてただの谷にしか見えないのだ。

大地溝帯の中では、紅茶、コーヒー、とうもろこしなどが栽培されている。
地形上、雨が降りやすいらしく、土地が肥沃で緑が多く、農業が盛んな所。

景色を眺めてる間、ここでもお土産物屋のおじさんがず〜っと張り付いてる。
おじさんは、地溝帯の中から毎日歩いて通勤してくるんだって。
行きは登りだから大変だーーーーっ。
下まで約6kmあるらしい。

手には、ソープストーンの絵皿と動物を3つ持ってる。
「全部で20US$だよ。」
と言ってたけど、車に乗ろうとすると
「10US$でいいよ。」
ロッジのお土産売場より安い。

NyahururuとNakuruの丁度中間位にある、大地溝帯の中の町、Subukiaの路肩に車を停め、紅茶畑を観察。

青々と育っている。
紅茶畑の所では、お姉さんが籠に紅茶とコーヒーをパックしたものを売っているので買うことにした。
たっぷり入って、1パック200ksh(¥320)。

紅茶は粒の大きなものと小さなもの、コーヒーは挽いたものを1種類、合計3種類売っている。

「お姉さんはどれが好き?」
「粒の大きな紅茶が好き」
「じゃあ、それをくださ〜い♪」

笑顔が素敵。
紅茶、美味しかったよ。
お姉さんと話してると、遠巻きにいた子供達がすぐ近くまでにじり寄って来てた。

みんな死なずに大きくなるんだぞ〜。


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