2006.07.21 From Samburu to Nyahururu

今日はサンブルからナクルへ向かう。

朝食の待ち合わせは6:30。
ダイニングに行くとオクボさんがやってきて、タイヤがパンクしてたから修理をするので今朝は2人で食べてくれという。

「オクボさん、朝食は?」
「私は時間があったら食べます。なくてもチャイを飲むから大丈夫です。」

了解して、友人と朝食を取る。
出発まであと30分。パンク修理をしてたら食べる時間はないだろう。
けれど、チャイでボブサップのようなオクボさんのお腹が満たされるとは思えない。
今日の移動は長距離だし、ブッフェから運転中でも食べやすそうな物をチョイスして、テイクアウトすることにした。

朝食後、2人で車に持って行くと、周囲のドライバーさんの方が先に気付いてはやしたててる。
オクボさんは、迷惑そうな顔。
・・・・・・まずかったのか?

悪いことしちゃったかな、と友人と2人で心配していたら、ロッジに着いたとき
「今日の朝ごはんは、1度目の休憩場所で食べました。ありがとうございました。」
と、きっちりと頭を下げてお礼を言われた。

どうやら、周りに仲間のドライバーさん達がいたので恥ずかしかったみたいだ。
何だか日本人っぽい。

「テヤンデーッ!バカヤロー!!女に弁当もらって人前でヘラヘラできるかってーの!!!」って感じ!?
7:00 予定どおりサンブルを出発。
Samburu(サンブル)〜Isiolo(イシォロ)〜Nanyuki(ナニュキ)までは、行きと同じ道路を戻る。

ケニアの中でも肥沃な土地なのだろう。
延々と小麦畑が続く。
赤道の町、Nanyukiで休憩。
行きがけとは違うお店で、置物をたくさん揃えている。

ここでは、お店のお姉さんとおしゃべり。
「弟がガイドをするためにナイロビの日本語学校に行ってるので教えてもらったけど、日本語はとっても難しい。私には無理だわ。だけど英語はとーーーっても簡単!!」
この、「英語はとーーーっても簡単!!」にピクリと反応。
そっか・・・、英語は簡単なのか。やってみるかな・・・。

ケニアの女性は、皆、髪を美しく編みこんでいる。
小さなみつあみを、模様を描くように編みこんでいるスタイルは、上から横からと位置を変えて眺めるたびに印象が変わる。
このお姉さんもそんな1人。
編みこみ時間を聞いてみると、なんと8時間なんだって!!!
頭を洗う時は、髪がくずれないように、チョコチョコッチョコチョコッと洗い、外にイスを出して太陽の下に座ってればあっという間に乾いて洗髪終了!だって。

Nanyukiを出発してしばらくの間、左手にはスィートウォーターズ私設保護区の敷地が続いていて、シマウマやインパラの姿が見える。

スィートウォーターズでは、昼食を取ることもできるらしい。
私達は、ほとんど宿泊するロッジで食べていたので、お昼過ぎまでにはロッジに入らなくっちゃいけない。
今日は移動距離も長いし、昼食はここにセットすればよかったとちょっとばかり後悔。
コースを決めた私の失敗だよ。。。


ここからNyahururu(ニャフルル)までの2時間位は、未舗装道路が続き、大きく陥没している箇所もある。
所々舗装されているところはあるけど、メンテナンスが悪くて穴ぼこだらけ。
これなら舗装してない方がましって位。
オクボさんも、コンクリート上は避けて、舗装が途切れた土の上を走っている。


途中、トマトを運んでいる大型トラックが道にはまって、積んでいたトマトが道に散乱していた。
荷物をすべて降ろし、車を押し上げて再度積み込むとの事。
・・・やっぱり、やりっぱなしの援助をする位なら、何もしない方が良いのでは???
再び赤道を越えて南半球に戻ってきました〜。

ここでもコリオリの実験を見せてくれて、約束の証明書をもらった。

アフリカ大陸を中心とした世界地図の周りに、ゾウ、ライオン、サイ、トラ・・・と描かれてアフリカっぽい。

・・・・・・って、トラ!?
ケニアには、トラはいないよ。
ヒョウかチーターを描くつもりで間違えたね?
赤道にあるお土産物屋さんに飾ってあったマサイ等の布。
ここのお姉さんがダイナミック!!!

パンチの効いた胸を揺らしながらこっちに寄ってきて大声でいきなり聞いてきた。
「あなたケニアの男性は好きっ?マサイは好きっ?私の弟はマサイよ、どお?」

スーツの襟元から丸見えのブラジャーと谷間に圧倒されつつ、
「結婚してるのよん。」
と返す。

お姉さん、負けずに超近くに寄ってきて
「あれが私の弟!!」

お店の前でイスに座ってるお兄さんが片手を挙げる。

も〜、迫ってくるダイナマイトバディにタジタジ。。。
ケニアの女性には、背の高いボインちゃんがたーーーくさんいる。

日本じゃ背が高くて、胸(・・・だけじゃなく他も全部だけど。泣。)も小さくはない私も、ここじゃ〜何だかすんごいペチャパイのおちびさんのような気がしてくる。
日本では味わえない貴重な感覚だ。ふふっ。


このお土産物屋さんに限らずだけど、ケニアでは会ったばかりなのに「結婚しよう」「私の弟はどう?」と言われる事が多い。
外国人は、お金持ってるからね。
一夫多妻制も認められてるし(信仰宗教による制約はある)。

画像は走り抜けて来た道。


赤道の辺りまでが未舗装道路。

ここから先は、再び舗装道路を走ります。
Nyahururu(ニャフルル)に到着。
結構大きな町で、この辺りは電線も太い。

ここには、ケニアで数少ない滝もある。

Thomson Falls(トムソン滝)。

滝を見る展望台には、カメレオンを持ったおっちゃんや、不思議な格好をした人たちが「ワンダラー ワンダラー」と言いながら寄ってくる。
どうやら1US$で写真を撮らないかと言ってるらしい。


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