2007.07.12 出発!

待ちに待った出発日がやってきた。
最近のケニアは人気なので予約は早めの方が良いと耳にしてから、速攻で動きだしたのが丁度半年前。
予約完了から、既に5ヶ月が経っている。
普段の私からすると、驚くほど前もっての計画なのである。
待ち長かった期間がようやく過ぎ、いよいよしゅっぱーつ!

福岡空港からJALでセントレアへ飛ぶ。
セントレアでのトランジットは1時間の予定だったのだが、飛行機がかなり遅れて到着したので、たったの20分しかない。
走って空港内を移動しながら、殿に"行ってきますメール”を打つ。
免税店で化粧品を買おうと思ってリストアップしてたけど、そんな時間なんてないない!!
とにかく走れ〜〜〜っ!
あ〜ん、何だか珍道中になりそうな気配。

何とかエミレーツ315便に乗り換えて、UAE・ドバイまでは11時間のフライト。

機内食の後、機内の照明が落とされ、天井に星が輝く。
エミレーツの機内は冷房がよく効いているので、フリースを着込んで就寝。
・・・・・・と思ったら、近くにいたインド人のグループが酔った勢いで夜通し騒ぎ、うつらうつらしては高笑いの声で目を覚ましてるうちに、ヘッドホンから鳥の鳴き声が聞こえてきた。。。
照明が朝日のオレンジにほんのりと灯り出す。

友人も眠れなかったらしく、二人で唸りつつ起き上がる。やはり何だかチグハグなスタートだ。

日付は7/13に変わっている。
今日は父の誕生日。
私も、親が当たり前に生きている事が、決して当たり前の事ではないと思う年齢になった。
元気に誕生日を迎えられた事は、何より嬉しいことだ。心の中で「おめでとう」と呟いてみる。
ドバイで、5時間強のトランジットがあるので、まずは軽く睡眠を取ってから、早くもお土産を買い込む。
ここと到着時のナイロビでお土産は買ってしまって、スーツケースに詰め、旅の前半は現地旅行会社にスーツケースごと預ける予定にしているのだ。

出発1時間前までゆっくり散策してると、友人が慌てた顔をしてやってきた。
「ナイロビ行き、ファイナルコールが出てるよ!」
なぬっ!!!!!ファイナル!?
電光掲示板を見ると、ピカピカと点滅している「final」の文字。
搭乗ゲートを確認すると、全く反対方向じゃないの!!
慌てて広い広いドバイ空港を、カートを押しながら全速力でダッシュ!
セントレアに続き、ここでも走るはめになってしまった。
とにかく走れ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!

息を切らしつつ、既に搭乗が始まっているゲートに到着し、EK719便に乗り込む。
ここから5時間で、とうとうケニアだ!
厄も落ちたようで、この後の旅は至って順調。

機内から見下ろすドバイは、まさに砂漠の中の町。とにかく白い砂にどこもかしこも覆われている。
道路も、車が通らなければあっという間に砂に埋め尽くされてしまいそうだ。
サウジアラビア南部の砂漠地帯ルブ・アルカリ(Rub' Al Khali)上空。

くっきりとした風紋が延々と続く。
機体は、ジブチ上空から、いよいよアフリカ大陸へ!!
う゛〜〜〜っ、やってきたよ〜。
エチオピア上空。
これは、もしやナイル川!?
さあ、ケニアはもうお隣!
機体の下降に反比例して、テンションは上がる一方。
道路や民家が見えてきた。
14:15(日本時間20:15)とうとうジョモケニヤッタ空港に到着〜〜〜。



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