2007.07.15 ナトロン湖へドライブ

16:30タンザニアのナトロン湖へドライブに出発!
パスポートはいらない。

ゲストが次々と到着したので、混載車になるかと思ったけど、今回も私たちだけのドライブで、ドライバーさんはオレクイア。
お陰でリラックスしたまま出かけることができた。

ナトロン湖へ行く途中、マサイ族の村を通り抜ける。
道行くマサイに嬉しそうに手を振るオレクイア。
放牧もそろそろ終りの時間。
ヤギ達も村へと戻ってゆく。
な〜んにもない大地の向こうにションポーレ山がくっきりと見えてきた。
とても美しい光景だ。
緑の草は、ションポーレの屋根に使われてるものなんだって。
水辺が見えてきた。
この辺りも、鳥がとても多い。
アフリカヘラサギ、アマサギ、アフリカトキコウなどが、水辺で餌探し。
重そうな体を上げて飛ぶ姿はダイナミック!
いつの間にか国境を越え、ロッジを出て45分でタンザニアのナトロン湖に到着。
4、5月は広大な湖になるそうだけど、今は乾季なので水が干上がった場所には塩が浮き出ている。
画像の一面に白く見える部分が塩。
湖がぬかるみ始めた所で車を降り、オレクイアの案内で先にいるフラミンゴを見に行く。
マサイ族に案内されて、干上がった湖の上を歩いてるのって、とっても不思議な気分。
それに、目の前にいるマサイは携帯持って、時々メールしてるし!!


それにしても、赤いシュカと、マサイママの作ってくれたカラフルなビーズがよく似合う。
マサイ族は、手足が長くスラリと細いのが特徴だけど、オレクイアはがっちりタイプ。
“食生活が違うのかな〜?”なんてことをゴチャゴチャと考えつつ、時々ぬかるみに足を取られながらピョコピョコと後ろをついて行く。
干上がった大地は塩分を含んでいるためか、傾いてきた陽の照り返しで黄金色に輝く。
たまらなく美しい光景だ。









大乾季の終盤である9月には、辺り一帯、塩で真っ白になるそう。
「この湖は、とっても素晴らしい!これまで行った場所の中でも、ここはとっても美しくて、す〜んごく素敵な所です。」
とオレクイアに伝えるべく
「This lake・・・」
と言いながら考えてると、すかさずオレクイアが
「Natron!」
と得意満面でつないでくれる。
いや、ナトロン湖に来てる事は分かってるんだけど。。。
彼とは、まだ意思の疎通が十分ではないようだ・・・。
遠〜くに見えていたピンクの1本線が、1羽1羽の個体として何となく識別できる場所まで近付いてきた。
ここから先は、水があるので、遠目に眺めることにする。
やがて、湖面をマサイの子供達が渡り始めた。
最初は、近付いてきた分ジリジリと遠くに逃げてたフラミンゴだけど、逃げられなくなってとうとう一斉に飛び立った。
なんて美しく、なんて幻想的。

ピンボケなのが残念!
日が傾いてきたので、車へ戻ることにする。
足跡の窪みには、塩の結晶がびっしり。
場所によっては、一面に薄く塩が張っている場所もあったので、触ってみるとパリッと音を立てて割れた。
ションポーレ山も夕陽で赤く染まり始める。



 <<back   next>>   ++ Kenya top ++   ++ Home ++