予防接種

旅行に行くことが決まったので、お次は予防接種！！
健康なまま帰って来たいので、これははずせな〜〜〜い。

ケニアに旅行で、２００６．６現在義務付けられている予防接種はないけれど、経由地によっては黄熱病の接種が必要。
今回利用するドバイ経由なら、それも必要ない。

しかーし！今年は免疫力が低下して肺炎にかかったりしたし、万が一に備えて可能な限り予防接種を受けていくことにした。

■■■予防接種の基本情報■■■

基本的に，
生ワクチン（黄熱病など）接種後は、４週間他の予防接種不可。
不活性化ワクチン（破傷風や肝炎など）接種後は、1週間他の予防接種不可。
同じ種類のワクチンを何度か接種する場合は、ワクチンにより定められた期間があります。

多種の予防接種を受けようとすると、１ヶ月では時間が足りません。
特に黄熱病は生ワクチンだし、接種１０日後から効果が出ることと、接種後に体調が悪くなる場合もあるらしいので、併せて他の接種をする場合はそれなりの期間が必要です。

そうそう、上の票の黄熱病以外は、病院で接種できるんだけど、病院によって値段が違います。
予防接種は保険診療じゃないためお高いので、電話で確認した方がいいかもです。
物によっては在庫を置いていない事もあるので、電話してから行った方が良いですよ〜^^

■■■今回の渡航に際して受けた予防接種■■■

◎：今回接種したもの　　○：既に接種済みで有効中のもの　　×：接種しなかったもの


■■■予防接種を決めた経緯■■■

黄熱病と破傷風は９年前に接種していた。
ただ、破傷風に関しては追加接種をしていなかったので、今回破傷風の追加接種１回と、感染ルートの多いA型肝炎の接種を決定。

９年前。
破傷風の予防接種を受けた時、実は破傷風ではなく、狂犬病の予防接種を受けるつもりで病院に行った。
狂犬病は発症したら致死率１００％というおっそろしい病気なのだ。

狂犬病の予防接種を受ける気満々で診察室に入った私に、先生がこうアドバイスして下さった。

「確かに狂犬病は致死率が高いけれど、感染した動物にかまれない限りは大丈夫。
旅のスタイルから考えても、動物と接触することはないだろうから感染の可能性はかなり低いですよ。
それよりも、どこにでも菌がいて感染の確率が高い破傷風を受けた方がいいですね。」

なるほどー。
で、実際ロッジに宿泊するツアーだと、噛まれるほど動物に近づくことなんてないので先生のアドバイスは正しかったと思う。
ただ、狂犬病の野良犬などもいるので、旅のスタイルが町に入り込んでいくものだったり、滞在期間が長いものだったりする場合は、受けた方が良いかも。

さて、話は戻って今回。
破傷風とA型肝炎の接種を決めて病院に行ったところ、今度はこんなアドバイスをいただいた。

「その選択で正しいけど、日程的に可能ならB型肝炎も受けると良いね＾＾」

「B型肝炎って、性的接触や血液からの感染ですよね？？？だから今回はまーーーったく考えてません。」
・・・って言うと、

１．日本ではB型肝炎の感染者が多いこと
２．感染の機会は少ないけど、万が一の際には感染力が強いこと
３・傷口があれば、そこから感染する可能性もあること

から、病院の先生が強く勧めたので、接種によるリスクの可能性を確認したうえで受けることにした。

A型、B型については、まず抗原・抗体検査を行った。

・抗原検査：感染しているかどうか（細菌毒素などが体内にあるか）を調べる
・抗体検査：抗原を防御する力があるかどうかを調べる

○：有　　×：無

検査の結果、抗原・抗体共になかったので予定どおり接種開始。

あとは、それぞれ６ヵ月後に追加接種をして完了。

ただ、肝炎の予防接種は回を重ねるごとに痕が残っていきます。
目立たないよう足に打ってもらったものの、これがまるでダニに刺されたかのような赤みが残る。
最後は見えないようお尻に打ってもらいました。

「先生、痕が目立ってるのでお尻に打ってください。」
「（お尻に打ちながら）いや〜、これはセクハラって言われちゃうよー。へっへっへ。」

・・・・・そんなん言われると意識するので心の中で思うだけにしといてください。


<< back　　　next>>　　　++ Kenya top ++　　　++ Home ++