5.白川水源


白川水源へ向かう途中、「吉田城址」の標柱があった。

小さな案内も。

『阿蘇家の臣吉田主水頭在城す、時代不詳、地名は城、二の丸、馬場と云う所あり、近く御献上汲場と云ふ湧泉あり、附近は城があった時代は町をなしたと云う』

くるりと城跡を歩いてみた後、再び車に乗り込み、水源へ。


阿蘇には、いたる所に水が湧き出している。
その中のひとつ白川水源は、熊本市内を流れる一級河川・白川の水源のひとつ。
湧き出ている雨水は、約50年かけてろ過された雨水なんだって。
その量なんと毎分60トン!!

水面を見てみるけれど、とても60トンも湧き出てるとは思えないほど静かで、周囲にもシンとした空気が漂っている。

水底で絶え間なく巻き上げられている砂が、水が湧き出ていることを思わせるだけ。
ところがところが、湧水から続いている川へ行くと、湧き出たばかりの場所なのに、じゃんじゃかじゃんじゃか水が流れている。
ここで初めて水量の多さを実感。

ここのお水は、日本の名水百選にも選ばれていて、ミネラルウォーターやお酒造りに使われている。

飲み放題、持ち帰り自由。(環境維持協力費用として、入場時に200円を支払います。)
水を汲むための柄杓もあるので、ぜひ空のペットボトルを片手にどうぞ〜。
田園風景が広がる水源の辺りを散歩してみることにした。
車は、阿蘇白川駅に停めま〜す。
空気の美味しい田舎道を歩く。
実りの秋。
南阿蘇鉄道が来ました。
バスじゃないよ。
汽車だよ。
トロッコ列車も走ってる。
再び車に乗り込み、高森を抜けて北阿蘇方向へ。
阿蘇五岳の山裾をぐるっと周って抜ける格好だ。


高森に近付くと、阿蘇五岳の端っこにあたる根子岳が見えてきた。
ギザギザの山頂が特徴的な山だ。
五岳の端っこにあたるこの山の山裾を抜けて、北阿蘇へ向かう。

途中、「月廻り公園」という広い芝生の広場がある。
草すべりなどもできるところで、ヤギが放し飼いにされ、出入り自由。
素通りする訳にはまいるまい(笑)
しばらく、ここでヤギと戯れる。

芝生が敷き詰められてるので、ここのヤギは真っ白でとても綺麗。
動物園みたいに土まみれの茶色いドロドロヤギじゃない。
ん〜っ、かわゆい。

中に、何故か灰色ヤギ(?)発見。
4匹でずっと一緒に行動してた。
家族なのかな?
お母さんと子ヤギが3匹。1匹はなぜか灰色で頭は天然パーマ。



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