青島を後に、日南海岸を南下して飫肥へ向かうことにした。 太平洋を見ながら進む道中には、高台から眺める海岸線の景色が素晴らしい堀切峠や、イースター島の長から許可をもらい建造が許されたモアイ像が並ぶサンメッセ日南、洞窟に祀られた神秘的な鵜戸神宮などがある。 ・・・んがっ、今回は、1泊2日の強行軍なので、目的の飫肥へまっしぐら。 |
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飫肥城址に到着〜。 前の仕事柄、九州の観光地はほぼ行った事があると思っていたけど、ここは初めて! 殿に、良い所だと聞いて以来、いつか来たいと思ってたのだ。 しっとりとした町並みが美しい。 |
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お城特有の鍵状の城内を抜けつつ、本丸へ歩を進めて行く。 | ![]() |
階段を登ると視界が開けた。本丸跡だ。 杉の木が林立し、木漏れ日が降り注いでいる。 傍らにいたおばさま達は、「ここでお弁当を食べたら気持ち良さそうね〜♪」と、にこやかに写真撮影。 ・・・しかし、何だか怖い。 「何か怖くない?」 と、殿に言うと、 「ここは島津と伊東が100年に渡って攻防戦を繰り返したところで、この辺りはまさに・・・」 と、その声もおどろおどろしく、殿が説明を始めた。 私が怖がりだと知ってのことだ。こりゃ無理ばい。それ以上聞けんばい。 そそくさと本丸を後にする。 |
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松尾の丸にやってきた。 案内嬢に「いわゆる大奥です」と説明されたとおり、一部が女性陣の部屋になっている。 現在のものは、昭和54年に建築されたものだそう。 こういう場所に来ていつも思うけど、畳間が続くのって気持ち良いですね〜。 |
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重要伝統的建造物群保存地区に指定されている周囲にも、古い佇まいが残っている。 この石垣も、削って平らにしたのだそう。 |
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藩主の屋敷と庭園である豫章館にやって来た。 | ![]() |
飫肥城下では最も格式のある武家屋敷だそうで、母屋や蔵などが敷地内に点在している。 庭園は枯山水式で、広い空間が取られている。 |
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数奇屋も立派なもので、障子を開けると開放的な空間が広がる。 | ![]() |
ここで、飫肥名物「飫肥天」を購入。 紅生姜入りや、卵入りなどいくつかの種類がある。 濃厚な魚のすり身のお味。、 |
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