2006.07.16 Mzima Springs

ゲームドライブ前に15分ほどチャイを3人で楽しみ、16:00出発!!
ゲームドライブをしながら、ムジマスプリングスへ向かう。

ロッジを出て、40分程で到着。

ここは、ムジマスプリングスから40km程離れたところにある、チュル山脈に降った雨水が湧き出ている泉。
何年もかけて地中で濾過されているので、透明度がとーーーーーっても高い。
モンバサの飲料水にも使用されてるんだって。

「ムジマ」はスワヒリ語で「生きている」って意味らしい。
「生きている泉」
なるほど。
その名のとおり、じゃんじゃかじゃんじゃか水が湧き出して流れている。
その量は、なんと!1日2億Lとか!!
・・・・・・凄すぎて想像つかず。
もちろん、綺麗なので飲むこともできる。

ところで、
「アフリカの水を飲んだ者は、再びアフリカに帰る」
と言われています。

友人は、ここのお水をしっかり飲んでました。
これでアフリカ好きが1人増えたぞ〜。ふふふふふっ。
ムジマスプリングスの散策では、安全のためガイドさんの同行が必要です。
私達もオクボさんに案内してもらいながら歩きます。

ここの目玉は、水中を見られること。
運が良ければ、水中を歩いてるカバを見ることができるらしい。

この小屋にある階段を降りていきます。
すると、こんな感じでガラス越しに水中を見ることができるようになっている。
魚がうようよいる。

魚はよか。カバはどうした!?

「カバが見たいよ〜!あお〜ん!!」
と言ってる私にオクボさんが言う。
「カバさんは今日はいませんねー。だけどカバさんのフンはありますよー。底にあるのがぜーんぶそうです。」

・・・フ、フン!?
いくらカバの出したものって言っても、カバの代わりにはならないから。。。
はい、これがカバのフン。
水底にある茶色いワラみたいなもの、ぜーんぶフン。正確には、その中に含まれていた植物だけど。
カバは草食動物なので、糞の中に含まれる繊維が残って、水底一面に沈んでいる。
ここの生態系には、カバが重要な役割を果たしているのだとか。

魚がカバ糞(というか、それに含まれる植物)を食べたり、糞の中に隠れている昆虫を貝や魚が食べる→その魚を鳥などが食べる→さらに大型の動物が食べる。

すんごく大まかにこんな感じ。

別の場所にある泉では、カバが殺されたりして絶えたために、他の生物も絶えてしまったと推測されている所がある。
カバが、重要な役割を担っていることは確かなようだ。
当の本人は、自分のンコがそんな大切な役割を果たしてるなんて知らない。
大きな大きなワニもいる。

可愛くない。ワニには愛着が湧かない。
ムジマスプリングスの周囲には、遊歩道が設置されていて、よく見ながら歩くと、花が咲いていたり、サルがいたり、夜間カバが登ってくる道があったりと、発見があって楽しい。
サバンナモンキー。
こやつは、どこにでもいる。
ロッジの敷地内にいるサバンナモンキーは、食事中の人間の隙を狙って、お皿の上の食べ物を取っていってしまう。
こちらは、ブルーモンキー。

子泣きジジイの蓑のような背中の毛が特徴的。


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