2006.07.17 Game Drive in Amboseli

チャイを飲んで、16:00ゲームドライブに出発。

アンボセリN.P.は平地なので、見渡す限り、まっ平。
特徴は、象の群れが多い事。
象の過密化による植生の破壊も進んでいるけれど、それは周囲の開発によって象が集まった結果なんだって。

ここに来たのは、ただただキリマンジャロを見るため。
キリマンジャロはタンザニアにそびえる山だけど、ここから見る姿が一番美しいって言われてる。

日中、気温が上がると隠れてしまう事が多いため、早朝と夕方が秀麗な姿を眺めるチャーンス。
私達にとっては、キリマンジャロが見えなくちゃ、ここに来た意味がないのだ。
アンボセリでは、砂漠化と湿地化という2つの現象が進行している。

砂漠化した地域は、草地が減って、ごらんのとおりカラッカラ。
風が強い日は砂埃がすごいので、バンダナを巻いたり、マスクをつけている人もいる。
ソフトコンタクトレンズでも、砂が目に入っているのを感じるほど。

一方、湿地化した地域には、緑が広がっている。
象の体半分が濡れているところを見ても、その深さが窺える。
足元にいる白い鳥、アマサギは、動物が歩いた時に飛び出すバッタなんかを食べてるんだって。
このバッタ、とても大きくて中指位もある!!
一度車の中に飛び込んできて、虫がダメな私は固まってしまった。
「えーい、力比べだゾ〜〜〜ゥ!!」
「さあさあ、行きますよ。」
「はーい、ママ。」
「パオンッ、待って〜〜〜。」
「ねぇねぇ、待ってったら〜〜〜〜〜。」
大地のあちこちにある細い線は、動物が歩いた道。
一列になって歩くので、一本線が様々な方向に延びてる。
一瞬、位置関係が分からなくなっちゃうの図。

ダチョウは黒がオスで、茶色がメス。
発情すると首がピンク色に染まる。
はい、発情中。


このダチョウは、残念ながら振られちゃいました。
雲が晴れてきた。
アフリカ最高峰、標高5895m。
頂には、万年雪。

ケニアは、7月の気温が一番低いんだけど、雪の量はこの時期が最も少ないんだって。
「どうして?雪が降るのは一番寒い季節じゃないの?」
と聞くと、暑い時季は空気が暖められて上昇し、上空で冷やされ雪となって山頂に降るけど、寒い時季は空気が十分に上昇しないから雪が降らないんだって。

へーーーーーーーっ!!!

大きすぎてカメラに納まらなーーーーい。

裾野が広い広い。
ケニアは標高が高いので、キリマンジャロの高さはそんなに感じない。


今日の目的達成。
これで心置きなくアンボセリを後にできるね。


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