2007.07.16 ナイロビ〜西ツァボ2

お腹が一杯になって、大満足したところで、西ツァボへ向けてしゅっぱーつ。
前のマイクロバスは、頭に荷物をガッツリ載せて重そう。
追い抜き様に見てみると、なななんと鶏です!!
皆ぐったりしてるので、
「死んでるの?」
と聞くと、
「生きてますよー。」
とオクボさん。

どうやらくくりつけられて、風がビュンビュン当たる屋根の上に乗せられてるので、ぐったりしてるだけのようだ。

道中には、活きの良い鶏を高々と掲げて、道行く車に売っている人たちもいた。
それも名古屋コーチンのように羽がツヤツヤで、太った鶏だ。
ここでは、新鮮な鶏を食べるのが普通なのかもしれない。
赤ちゃんをおぶっている人も結構見かける。
おぶっている布は、カンガ。
女性のスカートやワンピースにもなるし、赤ちゃんのおくるみにもなる、1枚で幾通りにも使える便利な布だ。
やがて右手に見えてきたポッコリとした山々はチュール山脈。
ここからの湧き水が、透明度の高い泉ムジマスプリングスとなる。
豆やとうもろこしも栽培されている。
画像で見ると雑草のようだけど、ここは豆畑。
ロッジでも、お豆料理はよく出されていて、どれも美味しい。
Emali(エマリ)からしばらくは、野菜売りの露店が続く。
紫が鮮やかな作物は、玉葱。
白くて大きな袋に入っているのは炭。
炭火で焼く新鮮な鶏・・・美味しそう。
Maikndu(マキンドゥ)という、小さな町の辺りには、カンバ族の木彫り露店が並ぶ。
どれも素朴で可愛らしい。
どれも新鮮で美味しそう。
日本でも、スーパーで買うより、道端で売ってる野菜の方が新鮮で美味しいもんね。


移り変わる景色を見ているだけでとっても楽しい。

んがっ、窓を閉めて何時間も走っていたせいで微妙に熱射病の症状が。
ケニアの気候はとても過ごしやすいんだけど、さすがに昼下がりの車内は窓を閉めていると高温になってしまう。
もともと暑さに弱い体質なのに、気分が高揚してすっかり忘れてた。こんな所で友人に心配をかけるわけにはいかない。
慌てて、粉末ポカリスエットを水に溶かし、ゴクゴクゴクッと飲み干して、窓を開け風を取り込む。
早めに気付いたお陰で、納まったので一安心。
やがて、バオバブの木が見えてきたら、西ツァボのゲートももうすぐ。



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