2007.07.17 西ツァボゲームドライブ

5:30起床。
日本時間では11:30。
体が完全にケニア時間にはなっていないようで、簡単に目覚める。
準備をして、6:30朝のゲームドライブへしゅっぱーつ!


・・・と、いきなり立ちはだかる象。
え〜っと、せっかく木を倒して新鮮なお食事中に申し訳ないけど、そこにいると通れないんだな〜。
何しろここは、フィンチハットンの出入り口で、ゲームドライブへ行くにはこの道しかないのだ。
そう、川を渡ってくこの道。
しばらく、待つオクボさん。動かない象。
ちょっとよけて〜って感じで車を軽く前へ動かしたり、バックさせたりするけど、全く動く気配のない象。

ん〜、困った。
したくないけど、回り道もないので、仕方なく前へ進み出す。
車が進むだけ、バックする象。
ゆるゆると押し問答が続く。
やがて、象が折れて慌てて逃げ出した。
慌てると、しっぽがピョコンと上がって、プリプリさせながら早足で去ってゆく。
ごめんね、食事中に驚かせて。。。


私たちも、観察せずにさっとその場を通り過ぎる。
これは、カバが通った跡。
夜行性のカバは、暗くなると岸に上がってきて、草を食べる。
・・・と、景色が変わった。
枝別れしたヤシの木、ドゥーンパームは、西ツァボではこの辺りでしか見られないんだって。
まるでジャングルのように生い茂っている。
少し気温が高いのかもしれない。

そこへ招かれざる客が車の中へ入ってきた。
ツェツェバエ!!!
普段、虫が入ってくると殺さずに外へ出すオクボさんが、ビシバシとやっつけてる。
これは、眠り病を媒介する恐ろしいハエだ。
刺されないようにしなければ!!!!!

ツェツェバエは、こういう草木が生い茂った場所に生息しているそう。
ツェツェバエを追い払って、再び車を進めていると、車を停め、静かにバックし始める。
何かを見つけたときの動きだ。
友人も私も、「何々?」と、辺りをキョロキョロ見回す。

画像中央に、小さな青い点が見えますか?
バッタを食べるカワセミ、ハイガシラショウビンです。
思いっきり近付いても、鳥が飛び立たないテクニックはさすが。


青い羽が、はっとする程美しい。
綺麗だね〜と、しばしうっとり眺める。
こちらは、コモンウオーターバック。
画像には写ってないけど、お尻に白い輪っか模様があって、芸術的。
その後も、色々な動物や鳥を眺めながら、展望台まで登ってきた。
ここで車を降りて、しばらく広大な景色を楽しむ。
東屋の裏を見ると、落書きが。
お国は違えど、することは一緒なのね。
展望台からの眺め。
風が渡り、静かに時が過ぎる。
展望台から下っていると、保護区のアイドル、イボっちが!
イボイノシシも、赤く染まって何ともかわゆい。

すぐ逃げてしまうので、なかなか姿を納められないのが残念!
行きがけに象が行く手を妨げてた場所は、倒された木だけが残って、もう姿はなかった。

代わりに、いくつかの鳥が水辺に留まってる。
画像は、ゴイサギの幼鳥。
2時間半のゲームドライブを終えて、キャンプに戻ると9:00。
これから朝食を食べて10:00に出発とな!
むむっ、あんまり時間がない。急がなくっちゃ!!

それでも、朝食はテラス席で、飛び交う鳥を見ながら、モリモリと食べる食べる。
あ〜ん、やっぱり食事が美味しいな〜〜〜♪



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