車は、またまた岩場にあがってきた。 昨日に引き続き、クリップスプリンガーを探す私たち。 ・・・・・・やっぱりいない。 何しろ自然が相手。去年会えたのは、本当に運が良かったのだ。 昨日の様子からして、すぐにキラグニにはチェックインしないかも、と思ってたけど、やっぱりせずに、そのままチャイムラバーフロゥへ(笑) 時刻は12時。既に2時間ゲームドライブをしてるけど、さらにこれから山に登っちゃうのだ〜。 んもう、どれが本来のゲームドライブでどれが違うのか分からない、嬉しいハプニング。 と言いつつ、ちゃっかり準備済みの靴下を履く。 今回、歩きやすいアーチフィッターのサンダルを履いてきてたので、ずっと裸足で過ごしてたんだけど、ここだけはサンダルの隙間に小石が入って痛いので、登山用に靴下を鞄の中に忍ばせておいたのだ。へへっ。 |
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小高い火山を、3人で登っていく。 最初は元気に先頭切って意気揚々と登ってたんだけど、途中で足がすくんで動かなくなってしまった。 すっかり忘れてたけど、あたしゃ〜高所恐怖症なのである。 そういえば、観覧車もいざ乗ると怖くて、周囲にある物をを掴んだところで一緒だと思いつつも、観覧車の枠にがっつりしがみついてしまうのだ。 それでも観覧車を見ると乗りたくなってしまうのと同じく、ここでも山を見ると登りたくなってしまったってわけ。 違うのは、観覧車は乗っておけば自動的に上って下りてくれるけど、ここは自分で歩かなくっちゃ〜ならないってこと。 |
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何が怖いってね、まずこの足元をすくわれるザラザラの軽石の道。 踏んでもズルッと滑るのよ〜〜〜〜ぅ(泣) それにそれに、時々地滑りして道が細くなってるし!!! 一番上の画像の、縦に入ってる線は、地滑りの痕。 なのに、友人もオクボさんも、にっこにこ笑いながらしゃんしゃん登ってく。 ま゛っで〜〜〜〜〜〜。あたしゃ〜怖くて動けないよ〜〜〜〜〜ぅ。 結局、頂上まで助けてもらいながら、ひたすら足元だけを見て登るヘタレな私。 うぅっ。きょわい。。。 |
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ね、ね、急でしょ?意外に急な斜面でしょ??? 画像で見ると高低差がごっちゃになって分かり辛いけど、地滑りしてる所はとっても細いんだから!!! ああ、それなのに、地滑りしてる所を見て、 「このままダンボールでツーッと滑って下りて行けそうねー!!!」 「わっはっは!!!」 「上からオクボさんが落ちてきたら私が受け止める!!!」 「わっはっは!止められるかな〜!!!」 と、絶好調な二人。 ちょいと〜。私も余裕のよっちゃんなキミたちの仲間に入りたいよ。 |
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二人は、傍から見るとよく似ていて、動物を見つけた時も、 「○○がいたけど、草むらに入ってしまいました〜」 とオクボさんが言うと、 「こんな特徴の動物?右の奥の草むらに入っていったの?ああ、見た見た。」 と友人。 「・・・・・・見逃した。」 と私。 大抵このパターンで、2人には置いてきぼりをくってばかりなのだ。 何とか頂上に到着。 最高の笑顔の友人とオクボさん。青い顔したままの私。 けれど、この景色は最高!!! いつ流れたか分かんないけど、溶岩が流れて止まった痕が、こーんなにくっきりと残ってるなんて凄いぞケニア!!! |
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・・・と、ここでまた元気な二人組みがお笑いコンビのように揃いも揃って、斜面ギリギリまで行って・・・てか、1歩踏み出してはしゃいでる。 「お゛〜ち゛〜る゛〜よ゛〜〜〜〜〜ぉ。」 山側にぴったりくっついて、震えるヘタレ。 なに?二人とも全然怖くないわけ??? 「これは小さなキリマンジャロさ〜ん!キリマンジャロさんも、こんな道ですよ〜〜〜。」 うげげっ。こりゃ、キリマンジャロには登れないわ。 帰国後に出来上がった写真でも、二人は最っ高に最高な笑顔。反対にカチンコチンな私。 う〜む。 よく見ると、上の画像には、おおはしゃぎのオクボさん写ってるし・・・。 もう斜面ギリギリだよ〜。 落ちるよ〜〜〜〜。 |
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上から見ると、赤い大地と黒い大地の境目がくっきり。 | |
1時間の登山を終え、13時過ぎキラグニセレナに到着〜。 | |
何かの撮影があってた。 動物や鳥が来るのをひたすら待ってるよう。 |
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部屋に荷物を置き、すぐに昼食〜。 「キドゴ タファザーリ(ちょっとだけお願い)」 と言って作ってもらったペンネもこの量!! なんて言いつつも、これにプラスでブッフェから取ってきた、他のおかずも食べちゃったんだけど。 |
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やっぱり、ここはいいね〜。 | |
電灯もかわゆい。 | |
夕方のゲームドライブまで、軽く散策。 雨に濡れたブーゲンビリアが、しっとりとして綺麗。 |
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