2007.07.18 たくさんの鳥

朝陽を一身に浴びているのは、ハゲノドシャコ。
喉の辺りが黄色く禿げたようになってるので、この名前。
鳥の名前って、「ハゲ」とか「カオグロ(顔黒)」とか「カオジロ(顔白)」とか、分かりやすいっちゃ〜分かりやすい。
枝の先っちょに留まってるのは、カタグロトビ。
その名のとおり、肩が黒い。

しかし・・・、まだ遠ーーーくに見えてるだけの状態で、
「あれはカタグロトビ〜。」
「あれはコビトハヤブサ〜。」
と言うのは、何度も言うけど、すごすぎます!

ちょっと目の周りの色が違うとか、ちょっとお腹の色が違うとかいうだけで、名前が変わってしまう鳥の違いを、私にしてみれば色どころか形すらよく分からない時点で見分けることができるのは、どーいうことでしょーーー。
近付いても、相手が小さいので、双眼鏡でのぞいてようやく色が分かる程度なのだ。
逆光だと、ただの黒い物体にしか見えない。
何だか、こんなに見えると、私たちの毛穴まで見えてるんじゃないかって思えてくる。
というか、見えてるでしょっ。

毎回毎回、毎日毎日、新鮮に驚くほど、とにかく視力の良さにはびっくりだ。
でました!ホロホロチョウ!!
ん〜、かわゆいっ。
ホロホロチョウがトットコ走る姿はとにかく笑える。

ホロホロチョウのスワヒリ名は、カンガ。
カラフルな民族布のカンガと同じ名前っていうのも面白い。
むむむ、やっぱりかわゆい。
「かわゆいぞ〜、こんにゃろ〜〜〜〜!」って言いたくなるくらい愛らしい。
発見!ホロホロチョウも飛びます!!
ちょこんと留まってるのは、バベットって鳥らしい。
こちらは、ハヤブサの仲間。
日本名は不明。
どなたか、分かる方教えてください。
地面を見ると、サファリアリの行列。
う〜、見てるだけでかゆくなる。
これに刺されると大変。
高台を走ってると、突如、水場が現れた。
ここには、時々象やカバが来るそう。
象は分かる、分かるけど、カバはどこからくるの〜?
点々とついてるのは、ハイエナの足跡。
遠くにいる動物や鳥を探しつつ、足元の足跡を追いながら、動物を探す。
三度、クリップスプリンガーを探しに岩場へやってきました〜。
しかし、今日もいたのはこの子。
イワハイラックス。
う〜む、この子もかわゆい。
意外にも首の柔らかい、マサイキリン。
ぐんにゃりと曲げて、背中をポリポリ。
小さな小さな肉食の鳥。コビトハヤブサ。
トカゲやネズミを食べる。
ちっちゃいけど、凛々しい。



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