2007.07.18 再びムジマスプリングスへ

ロッジを出て30分。
再リベンジのムジマスプリングスに到着〜。
しかし、天気は曇り。
「あれ〜。曇ってるから今日はカバさん来ませんね〜。」
とオクボさん。
着いた早々、そんな無情な・・・。
遠くにいるカバに
「こっちにおいで〜」
と言いながら、しばらく待ってみることにする。

水辺には数々の鳥がやってくるので、眺めているだけで癒される。

枝に留まっているのは、オオヤマセミ。
見事にエサを捕まえたコビトウ。
ハイガシラショウビン
カワセミの仲間とはいえ、バッタなどを食べるので、水辺にいるけど小魚を捕まえたりはしない。
時々水中展望小屋に入ってみるけど、来ないね〜ぇ。
見えるのは魚ばっかり。
そんな所にいないで、こっちにおいで〜。
観光客が来ては小屋を出て、外で鳥を眺め・・・を繰り返し、かなり時間が過ぎた頃、友人が
「ドライバーさん大丈夫かな?」
と気にし始める。
実は私もちょっと気になっていたのだ。
去年は、あんまり長く待つのは苦手そうだったので、念のため
「まだ大丈夫ですか?」
と聞いてみる。
「大丈夫ですよ〜。」
と言ってくれたので、観光客をやり過ごしてる間、スワヒリ語を習ったりしつつ時を過ごす。

しかし、待てど暮らせどカバはやって来てくれない。

ムジマスプリングスに着いて2時間。
「ありがとうございました。もういいです。行きましょう。」
と、付き合ってくれた2人にお礼を言い、エイヤッ!とムジマスプリングスを後にする。

これが自然を眺めるってことだね。自分の願いどおりにはならないや。

「動物写真家は、1週間でも2週間でもそこでじっと待って一瞬のチャンスを待つんよ。」
という殿の言葉が思い出される。
駐車場に戻ると、サバンナモンキーが車の上でいたずら中。
警報装置が「ビービービービー!パオパオパオパオ!!ヒュルルルルー!!!」と音を立ててもどこ吹く風。
周囲にいたアスカリも観光客も大笑い。


まったく、キミたちにはお手上げだよ。ふふふっ。



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